プジョー307ccのオートマミッション清掃をDIYでやってみた結果。。。

以前「プジョー307ccのオートマミッション清掃をDIYでやってみることにしました」と投稿しました。
その結果をお知らせします。

結果的「ギアが入らなくなり、レッカー移動となりました。修理費用は15万円くらいでした」

なんとまぁ、とほほですよ。
知り合いの車屋さんで治してもらったのですが、一番の原因は「トルクがめちゃめちゃでネジがしまっていた為、バルブボディがゆがんだ結果、適性な圧力がかからなくなっていた」というものでした。
ゆがんだバルブボディを研磨して、ネジも2ヶ所なめていたので、そこも直して、ようやく治ったそうです。
とはいえ、走るように戻したという程度とのことでしたが、ミッション清掃の効果は発揮していたようで、 Automatic transmission Fault のエラーはほとんど出なくなりました。

が、車屋さん曰く、ソレノイドバルブエラーは出ている、との事だそうです。

つまり、ミッション清掃で「3速ロックの現象は解消するが、ソレノイドバルブを交換しなければエラーは治らないということが言えそうです。
とりあえず、私はそれもよかったです。

しかし、まぁ、なめてましたね。
だって、トルクレンチすら持ってなかったですもん。

というか、今までトルクレンチが必要になるほどの作業をしてこなかったこともあり、いまのところ必要なし、という判断でした。

ただ、ここの部分がしっかりとして問題なく締め戻すことができさえすれば、成功していたであろうと信じております。
とはいえ、レッカー移動になってしまったのも事実。
諸手を挙げて、DIYでオートマミッション清掃ができるとは言えません。

車屋さんにもいわれました。
「チャレンジングですね」と。

曰く、「僕達が作業する際は、埃のたつ作業はすべて停止して、完全にクロースした空間で行います」
「それを、ホームセンターの駐車場で、作業って・・・。チャレンジングすぎます。」とのことでした。

実作業として、
バルブボディを明けて、清掃して、元に戻すということは意外に簡単にできました。
でも、エンジンをかけて、ギアを移動して、動きませんでした。

この時は、中にあったカムの場所が違っていたのだな、と思い再度、バルブボディを空けて、カムを組みなおそうとしました。
そこで気付いたのが「オートマオイル、予備無いじゃん」という事実でした。
ここまできて、オイルを入れないわけにも行かないので、細心の注意をはらってゴミが入らないようにとりだしたオイルを再度充填するという荒技を行うことにしました。
とりあえず、カムを組みなおして、2回目。
バックにギアが入り、動きましたが、前に進みませんでした。

仕方ない、もう一度、、、ということをこの後2度繰り返し、夕方も近づいて来た頃、レッカーを呼びました。

DIYでやって直る可能性は多分にありますが、機密性の高い場所を開けることになる為、トルクレンチは必須です。
また、307CCでは作業性が良いので比較的ラクに取り組めますが、
・なんども言いますが、トルク管理(レンチ)は必須です。
・失敗した際のためのオートマオイルは用意しましょう。
・埃のたたない場所でやりましょう。
・ソレノイドバルブは交換しましょう。
です。

車屋さんにやって貰うと、8万から20万作業のようです。
しかし、やってもらっても治る保証はないようです。
なかなか難しいところですが、良い車なのでなんとかして治してあげたいですね。

今後の皆様の糧になれば幸です。

1 COMMENT

砂利月極DIY

欧米では、DIYが普通です。
日本の整備工場は儲からない。
ゆえに、DIY派を脅すわけです。
これからもDIYがんばってください。

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